メルカリは10月15日、日本郵便と共同で行う「ゆうゆうメルカリ便」の新たなサービスを発表した。中型の荷物に最適化し利用者の利便性向上を図る。運賃は全国一律375円(税込)。10月16日からサービスを開始し、利用には配送用専用箱が必要となる。
「ゆうパケットプラス」は取引商品の発送、受け取りを全国の郵便局、ローソンで行える「ゆうゆうメルカリ便」内の新サービス。CDなど小さい荷物を想定した「ゆうパケット」、大きい荷物に対応する「ゆうパック」といった、既存配送形式の中間にあたる荷物の配送に対応する。
今まで「ゆうパケット」の規格を超える荷物を「ゆうゆうメルカリ便」で配送する際は、「ゆうパック」の利用が必要だった。新規格の導入により中型荷物の配送が従来の半額程度の運賃で可能になる。各サービスの概要は別表の通り。
サービスの利用には専用箱(税込65円)が必要となる。専用箱は全国の郵便局、ローソン各店舗、メルカリストアで販売。組み立て式で、繰り返しの利用に対応している。
「ゆうパケットプラス」は10月16日からサービス提供を開始。メルカリの野辺一也執行役員は「厚みにより『ゆうパケット』では発送できなかったアパレル商品などで需要が見込める」と期待を示した。
メルカリ/中型荷物に最適化/郵便局で発送・受け取り
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