青山商事/越境ECシステム導入/海外からの注文にも対応

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 青山商事は9月27日、運営する自社ECサイト「ザ・スーツカンパニー」に越境ECシステムを導入、運用を開始した。実店舗に来店するインバウンド顧客が増加していることや、東京オリンピック・パラリンピック開催による訪日外国人の増加を見込み、サイト機能を拡充。海外からの注文にも対応できるようにした。
 青山商事が導入したのは越境EC支援を手掛けるジグザグ(本社東京都、仲里一義社長)が提供する「WorldShopping BIZ(ワールドショッピング・ビズ)チェックアウト」。多言語対応、海外決済、海外発送などを一気通貫で支援する。
 システムの導入により日本語、英語、中国語での対応を可能にした。海外ユーザーがサイトにアクセスすると、自動的に海外ユーザー専用ページに切り替わる。クレジットカードの他、ペイパル、アリペイ、銀聯が決済手段として使える。
 現在、公式サイトへのアクセス数のうち、約2%が海外からのユーザー。導入経緯について、「越境ECを開始するには、物流・言語・決済などにおいて参入障壁が高かったが、システムが解決してくれた」(広報部)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ