再春館システムは8月20日、再春館製薬所のコールセンターにおいて顧客とのやりとりを記録するシステムを刷新した。タブレットを導入して、専用のペンで手書きする方式を取り入れた。従来の紙に手書きする方式と比較して、用紙代などの運用コストを大幅に削減できるとしている。
新システムの導入により、フォーマットの修正や新規作成にかかる期間は従来の約2割に短縮。オペレーターが専用紙を管理する必要がなくなったため、年間で延べ9940時間の短縮につながる計算になる。
「手書きによる『人の温かみ』を維持しつつ、オペレーターの負担を減らすことができる。お客さまの満足だけでなく、従業員の働きやすい環境づくりも重要視していく」(事業統括本部)と話している。
再春館システム/コールセンターに新システム/顧客記録をペーパーレスに
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