平田牧場/楽天市場に出店/自社サイトは定期購入も

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 肉とソーセージ製造販売の平田牧場(本社山形県、新田嘉七社長)は10月から、楽天市場に出店する。10月の消費増税以降の販売強化につなげていくとしている。
 これまで同社は自社サイトのみを運営してきた。同社のECサイトの会員は約3万人。休眠会員も多く、楽天市場への出店で販促したい考えだ。
 楽天市場での出店に合わせて、自社サイトでは定期購入サービスを実施する。月に1回から顧客が指定した日時に商品を届ける。自社サイトからの顧客流出防止につなげる。約5000円前後の3品目からセットで販売する。
 メイン顧客層の40~70代の顧客から「定期的に購入したい」という声が寄せられ、モール出店と差別化を図るために決定したという。EC担当の鈴木やすえ氏は「楽天での送料無料ライン統一など、考えるべき問題はたくさんある。今後、しっかりと検討していく」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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