リッコー/家庭用医療機器EC参入/動画配信などで認知拡大

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開発販売本部プロダクト・ディレクションDiv.小野塚智安氏

開発販売本部プロダクト・ディレクションDiv.小野塚智安氏

 家庭用医療機器メーカーのリッコー(本社東京都、原嶋芳之社長)は8月1日にECサイトを開設し、家庭用医療機器のECに参入した。ユーチューブによる動画配信で認知拡大を図る。今後はQ&Aコーナーの開設や、商品紹介を充実させる。1年後の19年8月までに3000万円の売り上げを目指す。
 同社の主軸事業は、整骨院など医療機関やエステサロン向けの卸販売。全国3000カ所を超える医療機関やサロンが同社のEMS(電子筋肉刺激)機器を導入し、施術に役立てている。
 医療機関などを通じて同社の機器を知った人から「購入したい」「痩身や筋肉トレーニングに効果的な使用方法を知りたい」などの反響があり、ECサイトの開設に至った。問い合わせは月に300件に及ぶこともあるという。
 売り上げを見込む主力商品は、振動機器の「3Dエクサウェーブ」と、複合高周波EMS機器の「Di(ディーアイ」、「PROIII(プロスリー)」。いずれもインナーマッスルを鍛える効果などが期待できる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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