桃屋は8月26日、「熟成にんにくエキス」を配合した機能性表示食品のサプリメントを発売し、健康食品通販事業に参入した。今後、ウェブ広告や新聞広告を展開し、高齢者層を中心に商品の拡販を行っていくとしている。
新商品の「桃屋のいつもいきいき」は、「エキス等」を機能性関与成分とする機能性表示食品の、届け出受理1号の商品だ。同社によると、機能性関与成分である「熟成にんにくエキス」には、生ニンニクの約80倍のSAC(s―アリルシステイン、アミノ酸の一種)が含まれているという。臨床試験データでは、「睡眠の質を向上する」と「日常生活で生じる疲労感を軽減する」の二つの機能性が確認されているとしている。
同商品は、ウェブでは自社ECサイト限定で販売する。電話での注文も受け付けるとしている。ヤフーのバナー広告やグーグルのリスティング広告を展開するほか、9月中に全国の新聞で2回広告を打っていく予定だという。今後も定期的に新聞広告を出稿する予定だとしている。
桃屋の公式インスタグラムでは、発売前の商品告知を行ったところ、8月23日時点で、「いいね」が334件、コメントが54件寄せられたとしている。同社では、高齢者層だけでなく、インスタを多く利用する30代女性の需要もあると捉えているとしている。
桃屋/健食ECに参入/にんにくエキスの機能性食品で
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