コマースニジュウイチ(本社東京都、粕谷吉正社長、(電)03―3470―4702)は8月22日、ネーティブアプリにEC機能を実装できるシステムのライセンスを発売したと発表した。発売期間は19年8月1日から12月27日まで。フルパッケージより導入しやすい費用や仕様で提供する。アプリECの構築を支援する機能を強化し、導入企業の拡大を進める。
ECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell―Side Solution(SSS)」からネーティブアプリ/CMS(コンテンツマネージメントシステム)向けライセンス「API―Express(エーピーアイ・エクスプレス)」を発売した。
SSSはECサイトだけでなく、ネーティブアプリやオムニチャネル機能を構築できる。提供を開始する「API―Express」は、ネーティブアプリやCMSとAPI連携できるECシステムのみをまとめたライセンス提供となるため、従来に比べて比較的安価に導入できる。
同社は昨年4月、SSSの新バージョンを発売した。チャネルやデバイスの多様化、システム連携のニーズ拡大に対応するため、マイクロサービス指向のアーキテクチャーを採用している。
ネーティブアプリへの対応も強化しており、大手システムインテグレーター(SI)やコンサルティング会社からの問い合わせが増加していた。
企業のデジタルトランスフォーメーションが加速する中、アプリECの構築ニーズが高まっている。同社は新ライセンスの提供でこうしたニーズへ臨機応変に対応したい考えだ。
コマースニジュウイチ/アプリECを支援/期間限定で導入しやすく
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。