公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、阿部嘉文会長)は8月7日、次世代ECの発展と中小規模EC事業者の交流促進のため、先進的な中小規模ECを展開している事業者を表彰する「Next Generation Commerce Award(ネクストジェネレーションコマースアワード)」を新設したと発表した。第1回目の大賞には、ECを含めたウェブサービスを展開しているクラシコム(本社東京都、青木耕平代表)を選出した。
クラシコムは、日用雑貨やインテリア雑貨を取り扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営している。商品の販売だけでなく、生活の中の非日常を感じられるようなコンテンツによる、メディアとしての側面も強いサイトとなっている。「北欧、暮らしの道具店」の月間ページビュー数は約1600万件。月間ユニークユーザー数は約150万件。
特別賞にストライプインターナショナル(本社岡山県、石川康晴社長)を選出した。ストライプインターは人気ブランドの服が定額でレンタルできるアプリ「メチャカリ」を展開している。
JADMAは9月25~26日、日中韓の通販協会との共催による「アジア通販サミット」を札幌で開催する。25日の授賞式では、次世代コマース賞を受賞したクラシコムを表彰する。
日本通信販売協会/大賞にクラシコム/中小EC向けに新表彰制度
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