〈米アマゾン プライムデー〉/1億7500万点を販売/日本セラー「かなり売れた」の声も

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 アマゾンドットコムは7月18日、7月15~16日に開催したAmazonのセール「プライムデー」の売り上げが、過去最大になったと発表した。世界全体のAmazonで1億7500万点以上の商品が販売され、10億ドル以上の売り上げを記録したという。日本の出品者からも「かなり売れた」といった声が挙がっている。
 アマゾンジャパンによると、19年の世界全体の「プライムデー」の売り上げは、18年のセールイベント「サイバーマンデー」と「ブラックフライデー」の合計売上高を超えたとしている。
 日本のAmazonでは、AIスピーカー「Amazon echo(アマゾンエコー)」などのデジタル端末を除いて、最も売れた商品は、AmazonのPB商品の天然水、アンカージャパン(本社東京都)のモバイルバッテリー、P&Gのおむつ「パンパース」などだったという。消費財カテゴリーやPCアクセサリー、ヘアケア、ベビーケア用品が売れ筋上位だったとしている。
 Amazon出品事業者の支援を行うアグザルファの比良益章社長によると、「当社と契約している出品者の間でも、『プライムデーではかなり売れた』という声が多かった印象だ」と話す。「セール自体の知名度が高まっていることや、セール期間を昨年の36時間から48時間に延ばしたことも、売り上げが伸びた要因ではないか」(同)とも話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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