トゥエンティーワンコミュニティ/EC売上高10%増/タスク管理と人事評価制が奏功

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守川敏社長

守川敏社長

 ワインの輸入販売を行うトゥエンティーワンコミュニティ(本社東京都、守川敏社長)の19年8月期のEC売上高は、前期比10%増の約19億円になる見込みだ。タスク管理システムと人事評価制度の導入による社員の業務効率が向上したとしている。
 半年前から業務改善を図るためにタスク管理ツールを導入した。ECや各部門のタスク管理を個人からチーム単位で行い、業務の優先順位などを共有し、業務が効率化され目標達成のスピードが向上した。
 人事評価制度を導入し、社員のモチベーション向上も増収につながったとしている。目標の進捗と業績に合わせ、昇給などを行い社員のモチベーション向上策を図ったとしている。
 さらに4月、倉庫を静岡県浜松市に移転させた。在庫管理から発送までに必要な倉庫間の移動をなくし、物流コストを削減した。
 セール期間中に注文した顧客に対し、抽選でプレゼント企画などを実施し、自社サイトでの売り上げを伸ばしている。BtoBでの販売も、ワインの試飲イベントを開催し、取引先を増やした。
 守川社長は「来期も積極的に新しいことに取り組み、社員教育も充実させる」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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