匠大塚/ECに初出品/自社サイト構築も視野に

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 インテリア商品を販売する匠大塚(本社東京都、大塚勝久会長)は4月26日、AR(拡張現実)を使ってインテリア商品をECで販売する「FURNI(ファーニ)」への同社商品の出品を開始した。同社がECに出品するのは初めて。同サイトでは、AR機能を用いることによって、商品を実際の部屋に置いた状態をスマホで手軽に確認できる。
 匠大塚では、同サイトへの出品後、「半年ほど、反響などをじっくりと確認する」(営業企画部・三根隆司部長)考えだ。将来的には、自社サイトの構築も視野に入れているという。自社サイトの開設時には、「動画コンテンツも活用したい」(同)と話す。
 FURNIを運営しているのは、KAKUCHO(カクチョウ、本社東京都、竹本泰輔社長)。同ECサイトは、ARとECを融合させているのが特徴だ。同サイトでは、欧州で製造されている家具を中心に、40ブランド、約1000アイテムを取り扱っている。
 匠大塚では、同サイトに出品することにより、販路拡大を狙っている。顧客から上がっていた「家具は部屋に置いてみないと分からない」といった声にも応えることができるサイトだとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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