〈KDDIコマースフォワードとルクサ〉 合併後の社名決定/「auコマース&ライフ」に

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 ECモール「Wowma!(ワウマ)」を運営するKDDIコマースフォワード(KCF、本社東京都、八津川博史社長)と、タイムセールサイト「LUXA(ルクサ)」を運営するルクサ(本社東京都、村田聡会長)の合併後の社名は、「auコマース&ライフ株式会社」に決まった。両社が3月7日に発表した。すべてのお客さまに対して多様なコマースを提供し、お客さまの生活を豊かにしていきたいという思いを込めたという。
 KCFとルクサは4月1日付で合併する。両社のサービスを統合することで、モノとコト消費を総合的に提供するEC事業者として経営のスピードアップを図り、顧客や出店者に新しい体験価値を提供するためだ。
 3月7日に開催したルクサの取締役会で、新会社の役員人事を決めた。代表権を持つのは会長、社長、副社長2人の合計4人。合併によって企業規模が大きくなり複数の事業を展開していくため、ガバナンスを強化し、より効率的かつ健全な経営を推進するために代表取締役を4人にする。
 会長にはKDDIライフデザイン事業本部新規ビジネス推進本部長兼UI・UX推進部長の塚田俊文氏が就任。社長はKCFの八津川社長が務める。KCF副社長の桑田祐二氏とジュピターショップチャンネル副社長の鴨志田博礼氏が副社長に就任する。
 役員人事は、4月1日開催予定の臨時株主総会および、その後の取締役会で正式決定する。
 auスマート&ライフの資本金は6億7000万円で、KDDIの100%子会社となる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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