眼鏡やコンタクトレンズを販売するメガネスーパー(本社東京都、星崎尚彦社長)は11月27日、自社ECサイト「メガネスーパーグループ公式通販サイト」で、AIスピーカーからの音声による注文を受け付けるサービスの提供を開始した。消費者が、アマゾンの音声AI「Amazon Alexa(アマゾンアレクサ)」を搭載した端末を使えば、同社のECサイトから過去に注文した商品を簡単に再注文できるようになった。
同社は、メガネスーパーのECサイトにサイト構築システムを提供するecbeing(イーシービーイング、本社東京都)と共同で、独自のアマゾンアレクサ用アプリ「メガネスーパースキル」を開発した。消費者が、同アプリを端末にダウンロードし、ECサイトに登録した情報を端末と連携させると、音声による注文が可能になる。
決済については、同社が以前から導入しているアマゾンの決済サービス「AmazonPay(アマゾンペイ)」を通じて行うという。同サービスを利用できるのは(1)メガネスーパーのECサイトでコンタクトレンズやコンタクトケア用品を購入したことがある(2)アマゾンでクレジットカード情報を登録したアカウントを持っている─の二つの要件を満たす消費者。
メガネスーパーの親会社であるビジョナリーホールディングスの、デジタルエクスペリエンス事業本部の川添隆本部長は「自宅で家事や身支度をしながらでも、音声による『ながらショッピング』をできるようにするためのサービスだ」と話している。
メガネスーパー/音声で再注文可能に/アマゾンのAIスピーカー活用
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