アスクル 18年6—8月期/配送費増で損失計上/売上高は15.9%増に

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 アスクルの18年6—8月期(第1四半期)における四半期純損失は、2億3400万円(前年同期は5億5400万円の利益)だった。配送運賃の増加が主な減益要因だという。BtoB、BtoCともEC事業の業績は順調で、売上高は同15.9%増の939億7200万円だった。
 BtoC通販の売上高は、同97.5%増の159億4800万円だった。17年7月にペット用品ECのチャームを子会社化しており、BtoC通販事業の増収をけん引した。
 日用品ECサイト「ロハコ」の売上高は、同55.9%増の125億8900万円だった。定番品やオリジナル品の取り扱いを強化するとともに、5月にはヤフーショッピングに出店。物流センターの火災の影響も払しょくし、増収となった。
 BtoB通販の売上高は、同6.6%増の763億5900万円だった。SEO(検索エンジン最適化)やネット広告など集客施策を強化したことで新規顧客の獲得につながった。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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