楽天は9月10日、楽天市場の出店者の商品の自社配送を開始したと発表した。自社配送サービスではこれまで、楽天グループが販売する商品のみを配送していた。都内23区に加えて、千葉県の4市も配送エリアに追加。配送エリアを拡大し、楽天市場の店舗配送も強化していく方針だ。
楽天の自社配送サービス「Rakuten―Express(ラクテンエキスプレス)」はこれまで、都内23区の顧客向けに楽天グループで日用品ECを展開するRakuten Directの販売商品や、書籍EC「楽天ブックス」の販売商品のみを配送していた。
配送エリアを千葉県の市川市、船橋市、浦安市、松戸市にまで拡張するとともに、商品の保管・発送代行を委託している出店者の商品の配達も手掛けるようにした。
楽天は包括的物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、出店者の商品の保管から配送まで一貫して手掛ける方針を明らかにしている。今後、配送エリアを関西に拡大するとともに、出店者の商品配送もさらに拡張したい考えだ。
楽天/出店者の商品も自社配送/配送エリアに千葉4市追加
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