スタートトゥデイ/PB販売の障壁解消へ/採寸なしでも購入可能に

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身長、体重、年齢、性別でサイズを選別できる

 スタートトゥデイがプライベートブランド(PB=自主企画)商品の販売強化策を加速している。9月6日、採寸用ボディスーツでサイズを計測しなくてもPB商品を注文できるサービスを開始。同10日には採寸用ボディスーツの生産体制を拡大し、即日発送に対応すると発表した。PB販売における障壁を解消し、売り上げを急拡大させたい考えだ。
 これまではPB商品「ZOZO(ゾゾ)」シリーズを購入するためには、採寸用ボディスーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の利用が必須だった。「ゾゾ」の販売拡大において「ゾゾスーツ」の利用率向上が課題となっていた。
 「ゾゾスーツ」はこれまで、注文から配達まで平均150日かかっていたという。生産体制を強化し、配送リードタイムを短縮。通常商品と同様に即日発送できるようにした。
 さらに、「ゾゾスーツ」で計測しなくても「ゾゾ」を買えるようにした。これまでに収集したユーザーの体型データを生かし、身長や体重、年齢、性別からユーザーの体型を推測し、適正なサイズの商品を選別できるという。同サービスの利用者は30日間、返品交換を可能としている。
 「ゾゾ」購入のハードルを下げるとともに、商品ラインアップを拡充し、さらなる利用促進を図る。


■スタートトゥデイ/シンガポール企業に出資/東南アジアのデータ収集で

 スタートトゥデイは8月31日、子会社の投資ファンド「STV FUND’LP」を通して、シンガポールのPixibo Pte.Ltd(ピクシーボ)に出資した。ピクシーボはサイズ提案ソフトを開発しており、同社が保有する東南アジアにおけるファッションECのデータ収集が狙いだという。
 ピクシーボは人工知能を搭載したチャットボットを活用し、ユーザーから身長や体重などを聞き、最適なサイズを提案するサービスを開発している。投資ファンドによる出資金額・比率は非公開。
 スタートトゥデイは全身採寸スーツを生かしたプライベートブランド(PB=自主企画)商品を展開している。ピクシーボが持つサイズデータをPB商品の海外展開に生かしたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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