ユニクロ(本社山口県、柳井正社長)は7月11日、人工知能(AI)がチャットで商品を紹介し、ネット購入につなげるサービスの提供を開始した。昨年9月に試験運用を開始。今回、全ユーザーがスマホアプリで利用できるようにした。商品提案力を高め、売り上げ拡大につなげたい考えだ。
AIコンシェルジュ「UNIQLO IQ(ユニクロ・アイキュー)」は、スマホアプリの新機能として提供する。AIが毎週、お薦めのコーディネートやトレンドワードを提案し、ユーザーと自動応答でやり取りしながら商品を提案する。ユーザーは気に入った商品が見つかれば、そのままアプリ内で購入できる。
オムニチャネル施策にも同サービスを活用する。ユーザーがアプリで実店舗にチェックインすると、店舗が薦めるコーディネートを紹介したり、店舗の在庫状況を知らせたりする。ユーザーが実店舗で使用することで、店舗スタッフとは異なる接客サービスを提供できると期待している。
ユニクロ/AIとチャットEC/新たな購買体験で販促
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