〈和歌山県など〉 EC向けにイベント/セミナーや勉強会を開催

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トークセッション中の坂本悟史氏(右)と高木孝氏

トークセッション中の坂本悟史氏(右)と高木孝氏

 和歌山県内のEC事業者を支援する「わかやまネット通販フォーラム」が7月11日、和歌山市内で開催された。EC事業者など145人が参加し、セミナーや勉強会などを実施した。主催は和歌山県商工振興課、公益財団法人わかやま産業振興財団、和歌山県eコマース研究会。フォーラムの開催は、EC事業の成功ノウハウを学んでもらい、県内EC事業者を育成するのが目的。
 基調講演では、中小ネットショップのコンサルティングを手掛ける、コマースデザインの坂本悟史代表取締役が登壇。「『これから選ばれる店』の条件とは?」をテーマに、ネット販売の成功事例などを紹介した。
 事例講演として、アパレルをはじめとするネットショップを手掛けるピー・ビー・アイの高木孝代表取締役と、コマースデザインの坂本代表による、人材育成に関するトークセッションも行われた。
 フォーラムの会場では、ECサイトを運営する川口水産や、ふみこ農園など、県内6店のEC事業者がブースを出展。商品のリピート施策や梱包の工夫の仕方などを紹介した。
 商工振興課の塩崎美希氏は、「県内の人口減少は年々進んでおり、地域の小売店の購入者が減っている。県内事業者の新しい活路を見いだすためにも、こういった取り組みを続けて後押ししたい」と話していた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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