ヤマト運輸/進むAPI連携/商品の返却手配も可能

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 ヤマト運輸(本社東京都、長尾裕社長、(電)03—3541—3411)が、企業とのAPI連携を進めている。今春には数十社の企業とAPIを連携。さらにキーザンキーザン(本社大阪府、井上大輔社長)と6月1日から、メンズファッションのレンタルサービス「leeap(リープ)」においてID連携を開始した。「リープ」の利用顧客は、「リープ」のサイト上から商品配達の日時指定や受け取り場所の変更、商品の返却手配などが行える。ヤマトはAPIを公開することで、自らでは気付かなかった負の解消や新サービスにつなげたい考えだ。


■3APIを公開

 ヤマトがAPIの公開に踏み切ったのは17年12月14日から。企業向けの会員ポータルサイト「ヤマトビジネスメンバーズ」に、「YBM For Developers」を開設し、APIを公開した。
 公開したのは「EC自宅外受け取り」「個人向け会員組織『クロネコメンバーズ』との連携」「配送連携」という三つのAPIだ。
 「EC自宅外受け取り」は、ECサイトでの購入時、ヤマトの営業所や提携先であるコンビニエンスストアなど、全国2万5000カ所以上を商品の受け取り場所に選択できる。
 「クロネコメンバーズ」とのサービス連携は、ECサイト内で商品の「受け取り場所」「指定時間の変更」といった、「クロネコメンバーズ」のサービスが利用できる。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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