SKIYAKI 18年1月期/売上高44.5%増/EC取扱高は31.3億円

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18年1月期の決算内容を説明する宮瀬卓也代表取締役CEO

18年1月期の決算内容を説明する宮瀬卓也代表取締役CEO

 ファンクラブ(FC)の運営や関連グッズのECを手掛けるSKIYAKI(スキヤキ)が3月15日に発表した18年1月期の売上高は、前期比44.5%増の24億8700万円だった。EC事業における取扱高は同76.0%増の31億3000万円。FC数などの増加が影響した。
 FCサービス・ECサービス・電子チケットサービスを提供するプラットフォーム「SKIYAKI EXTRA(スキヤキ エクストラ)」の会員総数は、前期末から53万3000人増加し、152万人となった。
 スキヤキは、レコード会社などのコンテンツホルダーと収益を分配するレベニューシェアモデルで各種サービスを提供している。
 事業別に見ると、運営するFC数は267、売上高は前期比43.2%増の17億8766万円。ECサイトは127サイトで、販売手数料によるEC売上高は同41.8%増の6億1562万円。電子チケット販売などその他のサービスによる売上高は、同154.0%増となる6876万円だった。
 サービス数の拡大要因について宮瀬卓也CEOは「サイト構築の初期費用、運用コストを徴収しないのが特徴。コンテンツホルダーからはリスクを抑えてFC・ECサイトを立ち上げられるので重宝されている」と語る。
 連結業績における営業利益は同69.6%の2億4200万円、経常利益は同64.1%増の2億1600万円、当期純利益が同56.8%増の1億8100万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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