クリエイターのマネジメント事業を手掛けるUUUM(ウーム)が、EC事業で新たな動きを見せている。2月2日、ウーム所属のユーチューバーが手掛けるオリジナルブランドの新商品を発売した。クリエイターの持つ影響力をEC事業に最大限生かしたい考えだ。今後、ウーム所属のクリエイターが監修する商品の展開を強化していく。
「ゼログラビティ」は、ツイッターフォロワー数約60万人の人気ユーチューバー「すしらーめん《りく》」が手掛けるアパレルブランド。Tシャツ、パーカーの2商品をECサイト「MUUU(ムー・ドットコム)」とブランドサイトで販売している。
ブランド告知のツイートには2200件のリツイートを含め、約2万件の反響が寄せられた。ウームのEC事業がターゲットとしているユーザーは学生。
これまでの販売実績において、コンビニ決済が50%を占めたことから、クレジットカードを持たない若年層が購入者であることがうかがえる。
ウームの松山奨執行役員は「インフルエンサーを起用したソーシャルコマースで世界一を狙う。今後は影響力の大きいウーム所属のインフルエンサーだけでなく、コアなファンを持つ個人も活用できるプラットフォームを提供していく」と事業展望を語る。
UUUM/EC事業で新展開/ユーチューバーが商品企画
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