ヨドバシカメラ/福袋を抽選に変更/アクセス集中防ぐ狙いも

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今年から抽選性を導入し、福袋を販売する

今年から抽選性を導入し、福袋を販売する

 ヨドバシカメラは、ECサイトで販売する福袋を今年から抽選制による販売に変更した。今年1月以降、ECサイトで商品を購入したユーザーを主な抽選対象者とする。抽選制にすることで、商品を検討する期間をユーザーに与え、満足度向上を図るのが狙い。
 福袋「夢のお年玉箱」は、カメラやゲーム機、時計などのカテゴリーごとに販売する。ECサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と店頭で取り扱っており、昨年まで先着順で販売していた。店頭販売分は今年も引き続き先着順で販売する。
 抽選の対象は、(1)17年1月1日~11月30日にECサイトで商品を購入した(2)ECサイト、店舗でそれぞれたまったポイントの共通化手続きを行った(3)クレジット機能を搭載した会員カード「ゴールドポイントカード・プラス」を保有する(11月末時点)ーーーのいずれかの条件を満たすユーザーとなる。
 12月1~8日まで福袋の購入申し込みを受け付け、11日に抽選を行った。当選したユーザーには、注文専用ページのURLを記載したメールを配信する。
 抽選制を導入した理由について、「福袋が売り切れるという心配がないので、お客さまに余裕を持って商品を選んでいただける。また、ECサイトへのアクセス集中を防ぐ狙いもある」(販売担当)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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