神戸デジタル・ラボ(本社兵庫県、永吉一郎社長、(電)078―327―2280)は、サイト内検索システムの提案を強化している。導入先の9割がアパレルEC。今年6月には「シップス」の公式ECサイトへの導入が決まるなど、大手アパレル企業の導入事例が増えているという。
商品点数が多いアパレルECにスマホ向けのサービスが評判になっている。
サイト内検索の仕組みは大きく三つある。
「sui―sei(スイセイ)」は、商品カテゴリーの絞り込みや、入力ミスに対する検索候補の案内など、顧客の商品検索を円滑にする機能を備えている。
「リッチサジェスト」は、サイト内検索のフリーワード検索の際、候補となるキーワード(サジェスト)とともに、該当する商品の情報や商品画像を表示。表示する商品情報は、新着や売れ筋商品、おすすめ商品など特に売り込みたい商品を選択できる。人気が高い商品がランキング化できる特徴もある。また、売り出したい商品の差し込みで検索上位への設定も可能だ。
「リッチコーデ」は、自社のECサイトにある商品を組み合わせてコラージュし、コーディネートの作成が可能。複数の商品で一枚の画像を作るだけでなく、ウィジェットや新着一覧、詳細ページ、検索画面など、自動でさまざまな見せ方のコンテンツを作成できるという。
神戸デジタル・ラボ/「サイト内検索」の提案強化/アパレルECへの導入強化
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