ベネッセホールディングス/300人の希望退職を募集/成長分野へ人材を集中

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 ベネッセホールディングスは12月2日、300人の希望退職者を募集して、グループ体制を再編すると発表した。1955年の創業以来、希望退職者を募集するのは初めて。介護や学校向け事業など成長分野へ人材を異動させて、構造改革を行う。
 グループ全体で700人の配置転換を予定。介護事業や店舗「エリアベネッセ」に異動させる。約40社のグループ会社の間接部門を統合・再編する。グループ共通の間接部門の社員数を現在の約900人から約450人に削減する。
 希望退職者はグループ全体で300人程度の枠を設定。通常の退職金に加え、特別退職金を加算する。転職支援も行う。15年3月までに実施し、販売管理費の削減やコスト構造の改革を図る考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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