ヤッホーブルーイング/「よなよなエール」を刷新

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イベント冒頭、あいさつに立った井出社長

イベント冒頭、あいさつに立った井出社長

 クラフトビールECを展開するヤッホーブルーイング(本社長野県、井手直行社長)は、10月にメイン商品である「よなよなエール」の刷新を行う。レシピを大幅に変更し味の見直しを行うほか、缶のデザインの一部変更なども実施する。
 9月7日には東京・赤坂見附の飲食店「YONAYONABEERWORKS(ヨナヨナビアワークス)」で「よなよなエール」のリニューアルについて発表する記者会見を開催、リニューアル品のテイスティングも実施した。
 イベント冒頭、あいさつに立った井出社長は「創業からずっと順風満帆というわけではなかった。苦しい時期も経験した上で、12期連続増収増益を達成できるようになった」と、創業からの20年を振り返った。
 リニューアルした「よなよなエール」についても言及。「実は97年の発売以降、味のマイナーチェンジは少しずつ行ってきていた。ただ今回は、味も香りも誰が飲んでもわかるくらいガラッと変えた」(井出社長)と言う。リニューアルに踏み切った理由については「当社が追い求めてきた理想の味やホップの香りがやっと実現できたから」(同)とした。
 缶のデザインも変更した。「基本的なデザインは今までと変わらないが、色味を明るくした。リニューアル後の色使いは、実は20年前に発売した時と同じで、原点回帰の意味もある」(同)と話した。

味の見直しや缶のデザイン変更などを実施した「よなよなエール」

味の見直しや缶のデザイン変更などを実施した「よなよなエール」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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