大手食品メーカー、キユーピーの通販事業を手掛けるトウ・キユーピー(本社東京都、田村裕二社長)は12月1日、スキンケア商品シリーズ「キユートピア」を立ち上げ、スキンケア商品を発売した。同社が化粧品の最終製品を発売するのは今回が初めて。同シリーズは自社ECサイトのみで販売を行っていくという。
キユーピーでは80年代からヒアルロン酸の研究に着手。国内生産の原料メーカーとして、食品・化粧品・医薬品向けの原料販売を手掛けてきた。別事業で培ったノウハウを生かし、今回、通販の化粧品分野に進出した。
同社では、「化粧品通販に本格参入すること自体に目的があるのではなく、『ヒアルロン酸』そのものの知名度を高めたり、原料メーカーとしての認知度を向上させることに狙いがある」(キユーピー・広報部)と話している。
(続きは本紙12月11日号で)
トウ・キユーピー/初の化粧品、ECで発売/ヒアルロン酸研究のノウハウ生かし
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