楽天は11月30日から74時間の「楽天スーパーセール」を開催した。期間中の流通額、出品数、参加店舗数は、競合対策のため非公開とした。期間中はテレビCMや交通広告などを積極化した結果、「流通額は堅調に推移した」(広報)としている。今年6月のスーパーセールから「楽天スーパーヒーローズ」というゲームコンテンツを開始している。セール期間中に利用できるポイントやクーポンをゲームで提供してユーザーの購買を促した。
スーパーセールは今年3月以降、消費増税前の駆け込み需要による水などの日用品のまとめ買いが増加。初夏は省エネで暑さ対策になる涼感ジェルマットや卓上扇風機などの動きも活発化しており、売れ筋商品が季節や時勢に影響される傾向にあった。
今回は参加店舗や商材に偏りが少なく、ファッション、食品、日用品など、さまざまな商品が満遍なく売れたという。
(続きは本紙12月11日号で)
〈楽天スーパーセール〉CM、交通広告を積極化/流通額非公表も「堅調推移」
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