《ワウマベストショップ大賞2016》16年度は65店舗が受賞/新体制では初の表彰式開催

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総合賞の受賞店舗とKCFの八津川博史社長(右端)、KDDIの勝木明彦ライフデザイン副事業本部長(左端)

総合賞の受賞店舗とKCFの八津川博史社長(右端)、KDDIの勝木明彦ライフデザイン副事業本部長(左端)

 通販モール「Wowma!(ワウマ)」を運営するKDDIコマースフォワード(KCF、本社東京都、八津川博史社長)は3月14日、「ワウマ」(旧DeNAショッピング)で16年に活躍した店舗を表彰する「ベストショップ大賞2016」の授賞式を開催した。総合賞、特別賞、商品ごとのカテゴリ賞で65店舗を表彰。総合グランプリは「Joshin web 家電.PC・ホビー専門店」(運営:上新電機)が受賞した。
 表彰式は、出店者向けに「ワウマ」の事業戦略などを共有するフォーラムの中で行われた。1月30日に新体制のもと、モール名を「ワウマ」と改めてから初の表彰式となる。
 表彰式に登壇した「Joshin web」は、「『ワウマ』として最初のグランプリとなったことを栄誉に感じている」と話し、総合2位の「神戸レタス」(運営:マキシム)は「モールの運営会社が変わると聞いたとき心配な気持ちもあったが、事業戦略を聞いて、モール名の通り(喜びや驚きの)『Wow!』な気持ちになった」と話した。
 総合賞を受賞した店舗からは、「ワウマ」のアドバイザーからの提案が売り上げ拡大に奏功したという声もあった。総合4位の「アイリスプラザ」(運営:アイリスプラザ)は「アドバイザーの提案により後払い決済を導入したところ、後払い決済の利用率が2割になった」と言う。クレジットカードを持たない若年層の購入につながりやすいようだ。
 モールの運営主体がKDDIグループになったことに対しては、auユーザーの集客やKDDIの持つ膨大なデータを活用した顧客への最適なアプローチなどに期待する声が多く聞かれた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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