景表法/ミーロードに措置命令/「豊胸」「ダイエット」の根拠なし

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景表法違反と認定された「B-UP」のウェブ表示

景表法違反と認定された「B-UP」のウェブ表示

 消費者庁は3月30日、健康食品の通販を手掛けるミーロード(本社東京都、仇莉社長)に対し措置命令を行った。同社は、飲むだけで豊胸やダイエットの効果が得られるかのように表示して健康食品を販売していた。消費者庁は表示の根拠が認められず、景品表示法違反に当たると判断した。
 対象となった商品は「B―UP(ビーアップ)」。「バストUPとスリムUPを同時に叶えるスタイルUPサプリ」「Gカップでも、67.8キログラム↓47キログラム」「女子力UPで胸ふくらむ!」などと表示していた。
 消費者庁は、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めていたが、期間内に根拠と認められる資料の提出はなかったという。
 措置命令では、(1)表示内容が景表法に違反していたことを一般消費者に周知徹底すること(2)再発防止策を講じて従業員に周知徹底すること(3)表示の裏付けとなる合理的な根拠なしに同様の表記を行わないことーーーの3点を求めている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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