千趣会の16年12月期連結業績は、スマホによる売上高が前期比12.4%増の350億9300万円だった。スマホによる売上高はインターネットによる売上高の47.6%を占めており、前期比7.3ポイント増加した。スマホでのコンバージョンレート(CVR)を高めるため、人工知能(AI)を使ったレコメンドによる販促の強化などが寄与した。今期も品ぞろえの強化や買いやすさの追求など、スマホ強化を進める。
16年12月期の連結売上高は前期比3.9%減の1290億7400万円。このうち、インターネットによる売上高は同4.8%減となる737億8300万円だった。内訳はカタログ経由によるネット売り上げが57億円。それ以外のネット売上高は680億8300万円だった。
ネットによる受注件数は全体の80.2%を占めており、前期比2.5ポイント上昇。ネットによる受注件数比率が80%を超えたのは初めてとなる。
(続きは、「日本ネット経済新聞」2月16日号で)
千趣会16年12月期/スマホ売上350億円/ネット全体の47%強に
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。