トーキョーオタクモード/VR活用の店舗開設/「独身の日」の限定企画で

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 越境ECを展開するTokyoOtakuMode(トーキョーオタクモード、本社米国、亀井智英CEO)は11月11日、中国の越境ECモール「天猫国際(Tモールグローバル)」内に仮想現実(VR)を活用した店舗を開設した。「独身の日」限定の企画で、アリババグループが選出した企業のみが参加した。
 アリババグループは「独身の日」に合わせて、「天猫国際」出店者から6企業を選出し、特設サイト内に参加企業のリアル店舗をVRで再現した。トーキョーオタクモード以外には米国のP&Gや小売店のコストコなどが参加。日本からはマツモトキヨシが選ばれた。
 参加企業が展開している店舗の映像を撮影し、VRに活用した。実際にリアル店舗にいるような感覚で商品を選び、購入できる仕組みとなっている。
 トーキョーオタクモードは実店舗を展開していないため、秋葉原のホビーショップにECサイトで販売している商品を並べて、疑似店舗を作り、撮影を行った。
 利用者数やVR経由の購入者数などはアリババグループが公開していない。しかし、「注目度も高いイベントだったため、多くのユーザーが利用したと想定している」(広報)と話す。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月24日号で)

関連リンク・サイト

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ