阪急阪神百貨店/LINEでEC誘導/実店舗の催事で新サービス

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来場者のLINEに商品情報を送信

来場者のLINEに商品情報を送信

 阪急阪神百貨店は9月28日、実店舗の催事で商品情報をスマホ向け通信アプリ「LINE(ライン)」に送信するサービスの提供を開始した。商品情報の中にはECサイトへのリンクも掲載し、ネット購入も後押しする。催事は10月4日で終了したが、反響によっては今後も実店舗でサービスを継続する。
 同社は9月28日から10月4日まで、阪急うめだ本店で化粧品イベント「きれいきれいステーション 秋のおすすめファンデーションイベント」を開催した。
 イベントでは10ブランドの80品番(約400SKU)の秋冬向けファンデーションを紹介。その場で試すこともできるようにした。
 来店客は気に入った商品があれば、商品脇にある端末のボタンを押して商品情報を入手できる。ブルートゥース(近距離無線技術の一つ)によってLINEに情報を送信。商品情報やECサイトへのリンクを提供することで、帰宅後にネットで購入することを期待している。
 来店客が情報を受け取るには「阪急うめだ本店」のLINE公式アカウントを「友だち」登録する必要がある。LINEを通してつながるユーザーを増やすことで実店舗やECサイトの集客にも生かす。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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