サンワカンパニー/ショームールを移転/利用者の増加に期待

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キッチンの前に立つ山根太郎社長

キッチンの前に立つ山根太郎社長

 サンワカンパニーは8月27日、東京ショールームを北青山から南青山に移転した。新ショールームは駅から距離が近く展示面積も拡大したため、利用者が増えると期待している。
 新ショールームの総展示面積は、従来の約1.7倍増となる約1485平方メートル。青山通りに面したオフィスビルの1・2階に入居した。1日当たりの来場者は、約200人を想定している。
 1階は主力商材のキッチンを、2階はトイレや浴槽、ドア、床材などを展示する。海外の品評会などで受賞したキッチンを紹介したり、発売予定の商品を先行して展示したりもする。
 22人の従業員でショールームを運営する。10人のスタッフは接客業務の専任となる。
 ショールームでは集客とブランド認知向上を図るため、他社とのコラボ企画も定期的に開催する。第1弾として、新興の自動車メーカー、GLM(本社東京都、小間裕康社長)が開発した量産EVスポーツカーの展示・試乗会を実施する。
 サンワカンパニーの山根太郎社長は「住宅設備の販売はネットだけで完結しない。ショールームはネットとリアルを結び付ける役割を期待している」と語った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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