ロコンド/百貨店取り寄せサービス開始/そごう・西武3店舗で

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田中裕輔社長

田中裕輔社長

 靴と衣料品のネット通販を手掛けるロコンド(本社東京都、田中裕輔社長)は8月26日に事業説明会を開催し、欠品商品を百貨店で取り寄せできる新サービス「ロコチョクディー」などについて発表した。
 新サービスは、そごう・西武の3店舗(西武船橋、西武大津、そごう徳島)で8月24日から提供を開始。専用の売り場を設け、百貨店の店頭にない商品を展示・販売する。百貨店の店頭販売員が専用タブレットからECモール「ロコンド」の取扱商品を薦める。顧客は百貨店で商品を取り寄せ、店内で試着・購入できる。自宅への配送も可能だ。
 同社は15年10月から、ECモール「ロコンド」の取り扱いブランド商品が実店舗で欠品だった際、ロコンドの倉庫から顧客の自宅に届けるサービス「ロコチョク」を提供している。今回のサービスは百貨店向けに応用したものとなる。
 同サービスにより百貨店側は品ぞろえが大幅に広がる。ブランドやメーカー側は、売り場や販売員を用意することなく販路拡大できることが利点となる。
 まずは主力となる靴からスタートし、今後は衣類やバッグもサービスの対象としていく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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