ヤマトホールディングス/戸建て住宅にロッカー/利便性向上、再配達削減に

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宅配ロッカーを備えている戸建て住宅

宅配ロッカーを備えている戸建て住宅

 ヤマトホールディングスは7月29日、宅配ロッカーを備えている戸建て住宅のコンセプトを発表した。荷物の受け取りや発送ができるロッカーを設置した住宅の普及を図ることにより、顧客の利便性向上や再配達の削減につなげたい考えだ。
 7月29日から8月28日まで、新しい住宅のコンセプトを発表する展示会にデザイナーの柴田文江氏が設計した「冷蔵庫が外から開く家」を展示している。
 多様な荷物に対応できるよう、機能や大きさの異なる複数のロッカーを設置。スマホなどでロッカー内の温度を調整することにより、要冷蔵の生鮮食品を受け取ることができる。
 配送員がロッカーに荷物を入れると施錠し、家の内側から荷物を取り出すことができる。セキュリティー面にも配慮した。
 あらかじめロッカーに荷物を置いておくと、利用者が不在でも集荷を依頼できるという。
 設置するロッカーはオープン型で、配送会社や宅配クリーニング、食品宅配などの企業でも自由に利用できるようにしたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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