AR(拡張現実)を用いた情報サービスを提供するtab(タブ、本社東京都、谷口昌仁社長)は11月6日、掲載商品を店頭に取り寄せ、試着などで確認した後、購入できるO2O(オンライン・トゥ・オフライン)モールを開設する。開設時には松屋と千趣会が出店する。店頭にない商品を販売できる〝拡張店舗〟の機能をアピールし、小売企業に出店を促していく。
O2Oモール「tabモール」は、百貨店などのリアル店舗が店頭に陳列してない商品を、ネットを介して販売できるサービスだ。松屋は当初、店頭では取り扱っていない商品を含む約2万足の婦人靴をtabモールで紹介する。ユーザーは気に入った商品を松屋銀座店に取り寄せ、試着してから購入できる。最短3営業日で商品が店舗に届き、松屋は着こなしやコーディネートなどを提案しながら販売につなげる。ユーザーは試着して気に入らなければ購入しなくてもいいという。
(続きは本紙11月6日号で)
tab/O2Oモールを開設/当初は松屋、千趣会が出店
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