ロハコ/30分単位で受取時刻通知/“不在”減らしコストダウン狙う

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商品お届け10分前にアプリに通知される画面イメージ

商品お届け10分前にアプリに通知される画面イメージ

 アスクルは8月にも、運営する日用品のECサイト「LOHACO(ロハコ)」で、商品の受け取り時間を1時間単位で指定できる受け取りサービスを開始する。購入商品の配送時刻を30分単位で顧客に通知するなど、受け取り待ちの時間を軽減し、顧客の利便性を向上させる。まずは都内と大阪市内の一部で始め、徐々にエリアを拡大する考えだ。
 受け取りサービスの名称は「ハッピー・オン・タイム」。アスクルの物流子会社による自社配送で行う。30分単位で配送時刻を「ロハコ」の専用アプリのプッシュ通知で知らせる。配送10分前にも再度通知する。
 配送1時間前からは、アプリとサイト上の地図で配送員の位置が確認でき、配送が遅延した場合も通知する。また、同日内であれば、受け取り時刻の変更や再配達の依頼にも応じる。
 5月27日から都内4区と大阪1区で配送指定時間を2時間枠として試験導入している。
 15年8月の国土交通省の発表によると、通常の配送における「不在率」は23.5%。同サービスの試験導入中の不在率は6%まで抑えられたという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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