メガネスーパー/顧客データを統合/ECと実店舗の相互利用促進

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実店舗会員がECサイトで会員登録しやすくした

実店舗会員がECサイトで会員登録しやすくした

 メガネスーパーは6月6日、実店舗とECサイトの顧客データを統合したと発表した。顧客が実店舗とECサイトの双方を利用しやすい環境を構築した。オムニチャネル施策の一環で、接客レベルの向上にも役立てるという。
 実店舗とECサイトの顧客データを統合し、実店舗のポイント会員がECサイトで簡単に会員登録できるようにした。実店舗の顧客が手軽にECサイトを利用できるようにすることで、EC売り上げの拡大につなげる。
 店舗ではスタッフがECサイトの顧客データを確認して接客できるようにした。ECサイトで過去に購入した眼鏡・コンタクトレンズの度数を把握できるため、実店舗における購入手続きも簡素化できるようにした。
 「これまではECサイトの商品を店頭で受け取れたり、ECサイトで買った眼鏡のレンズを店頭で入れたりできるといったようなサービスレベルでの連携だった。システムで連携できるようになることにより、より本格的なオムニチャネル施策が実施できる」(店舗運営本部EC・WEBグループ・川添隆ジェネラルマネージャー)と話す。
 今後はネットとリアルの購買データに基づく商品提案などを強化したいという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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