機能性表示食品の多様化が進んでいる。免疫など、これまでは無理だった表示が可能になるケースも出てきており、機能性表示食品市場は活気づいている。素材のバリエーションも増えてきている。一方で、消費者庁の審査が一時期よりも厳しくなったと感じる企業が、ここに来て増えているようだ。「エビデンスと表示内容のギャップを、よりシビアに指摘されるようになっている」と話す事業者もいる。制度の在り方は安定しておらず、まだまだ発展途上の制度といえそうだが、機能性を書けるメリットは、健康食品事業者にとって大きい。今後の動向を注視していく必要がありそうだ。機能性表示が可能になった素材や、今後可能になりそうな素材を一挙に紹介する。
(続きは、「日本流通産業新聞」11月12日号で)
■掲載記事
・東洋新薬〈「●(●は「葛」の下部分が「匂」)の花由来イソフラボン」〉/「エネルギー消費」で新表示
・ビーエイチエヌの機能性表示対応素材〈「BHNボタンボウフウ粉末」「ブロッコリースプラウト」「リパミンPS」「GREENTEAPE」〉/4品の提案を強化
・〈注目OEM企業〉協和薬品/「バコパサポニン」で受理/NB機能性表示食品の開発を再活発化
・コンビ〈殺菌乳酸菌素材「EC―12」〉/「腸内環境改善」で初受理
・佳秀工業 ヘルスケア事業部〈「バージンプラセンタエキス」〉/「バリア機能」で届出へ
・〈注目OEM企業〉アピ/「API’sSR」を推進/機能性表示食品の開発支援体制を強化
・〈注目OEMインタビュー〉三協 和田伸行代表取締役副社長、単少傑学術部次長/機能性表示食品開発のトップOEM目指す
【機能性表示食品対応素材】 多様化進む機能性表示食品素材/素材のバリエーションも増加へ
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