タブレットを使用した小学生向け通信講座事業を展開するRISU Japan(リスジャパン、本社東京都、今木智隆CEO)はこのほど、北海道にカスタマーサポートの事業所を新設した。コロナ禍における生徒数の急増に対応する。北海道大学の学生を中心に、大学生のアルバイト採用を推進する狙いもあるという。
北海道大学は、20年6月に日本経済新聞社と日経HRが発表した「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」で首位を獲得した。同社では、顧客への対応力の向上を図るため、同大学の学生の採用を強化したいという。
北海道のカスタマーサポートは、9月15日現在、7人体制で運営している。年内には15人まで増員したいとしている。
同社の20年6月期末時点の生徒数は、前期末比で2倍以上に増加した。生徒数の増加に伴い、今後も事業所数の拡大を検討していく考えだ。「今の大学生は時給よりも、働き方や働きやすさを重視する傾向にある」(今木CEO)と話す。「リモートワークが主体となっている最近のトレンドを取り入れた職場環境なので、就職後の勉強になるという学生からの声も多い。柔軟な勤務シフトを可能にしたり、福利厚生を充実させたりすることで、優秀な人材を確保していきたい」(同)と話している。
RISU Japan/北海道に事業所新設/北大生のアルバイト採用も狙う
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