【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第366回 〈ジビエ居酒屋のECサイト「米とサーカス」〉/希少なジビエ肉取り寄せで認知度アップ (2022年2月3日号)

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大西麻衣氏

大西麻衣氏

 東京・高田馬場をはじめ都内に3店舗を構えるジビエ居酒屋「米とサーカス」。シカやイノシシから希少なクマやアナグマまで、多くのジビエ肉が食べられる人気店だが、コロナ禍の影響で打撃を受け、昨夏に通販事業を開始。珍しい肉を取り寄せできるとメディアやSNSで広がり、認知度・売り上げともにアップしている。ECサイト担当の大西麻衣氏に聞いた。

◆思い・特徴

 「米とサーカス」は、害獣被害対策のために駆除・廃棄される動物をおいしくいただくことで命を循環させたいとの思いを持って設立された。
 「当店がジビエ居酒屋になったのは、大量のシカやイノシシが駆除・廃棄されている背景とともに、シカ肉のおいしさに出会ったことがきっかけです。フレンチのジビエのような高級料理ではなく、日本各地で食べられてきた素朴な料理を提供したいと2011年にオープンしました。シカやイノシシは多くの店で食べられますが、クマやアナグマ、アライグマは希少です。また、ワニ、カンガルー、ダチョウなどは栄養価が高く、アスリートや美容にこだわる方に人気です。これだけの種類の肉を注文・食べ比べできる店は他にはないと自負しています」
 通販事業開始にあたり、食品表示などのルールが実店舗と異なる点に苦労したという。
 「特殊な肉を取り扱っているため、安心安全・衛生面に万全を期すことに重点を置き、ルールに則った運営体制を整えました。商品は、ポピュラーなものを試したい方、レアジビエを食べたい方、ギフト用など、さまざまなニーズに合わせたセットを作りました。また、もとの商品である鍋や焼き肉以外でも楽しめるよう、カツレツ、肉じゃが、キーマカレーのアレンジレシピも同梱しています」


◆反響・売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月3日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】亜細亜TokyoWorld
【開設時期】2021年7月
【EC運営人数】3人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】ショッピファイ
【配送委託先】ヤマト運輸

【オリジナルギフトBOX】厳選10種のお肉ギフト

【ボリューム獣鍋5種セット】選べる5種のお肉+こだわり無添加味噌

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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