【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第214回 〈寒天・あん蜜材料専門ECサイト「赤坂相模屋」〉/伝統製法にこだわり本物の味を提供

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宮治敏浩氏

宮治敏浩氏

 創業明治28年、東京・赤坂に実店舗を構え、こだわりの寒天、あん蜜材料を中心に製造・販売する「赤坂相模屋」。ホテルや料亭、マスコミ・芸能関係者などに支持されている老舗の味は、ネットショップでも多くの支持を集め、贈り物としての人気も高い。多くのリピーターを獲得している理由とは何か。ネットショップ担当の宮治敏浩氏に聞いた。

◆特徴・客層

 赤坂相模屋では、100年を超えて受け継がれている伝統製法を守り、すべて手作りの寒天にこだわっている。
 「当店では、日持ちを良くするための添加物などは一切使用していません。最高の材料を使い、作り置きをせず、常に出来たての商品を提供しています。昔ながらの製法のため、大量生産はできませんが、寒天本来の風味や食感をお楽しみいただけます。当店では基本的に、風味を逃さないため、寒天を固まりのまま提供しているのも特徴です」
 この店では業務用卸販売も行っており、昔からの顧客に加え、ネットから新規の注文も入るという。
 「業務用卸販売では、パーラーや喫茶店、日本料理店、西洋料理店などのお客さまが中心です。ネットからは、学校などの餅つき大会用であんこやきな粉をご注文いただくこともあります。個人のお客さまは、寒天が美容・健康食品として注目されていることもあり、定期的に購入される方も多いです。あまり日持ちがしない商品でありながら、お中元やお歳暮、父の日、母の日などの贈答品としてもご利用いただいています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月21日号で)

代々受け継いだ製法で丁寧に作り上げた「あんみつ」

寒天・蜜・豆、シンプルだからこそ本来の風味を味わえる「豆かん」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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