【ZOZO ブランド営業本部ブランド営業 二部ブランド営業Gブロック 正井健太郎氏】 <ZOZOTOWN成長の裏方> ブランドに伴走、「価値」「売上」向上を実現(2025年4月10日号)

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 ZOZOが運営するファッションECモール「ZOZOTOWN」は、24年12月時点で9162ブランドをそろえ、年間購入者数は1205万人を超える。この成長の基盤となるのが、各ブランドと連携しながら売上拡大を目指す”ブランド営業本部”だ。ブランドの課題に合わせ、在庫のシステム連携やポップアップイベントの実施、ソリューションの導入など幅広い提案により、ブランドの価値向上と売上拡大を実現しているという。ブランド営業本部としての取り組みや強みについて、ブランド営業本部ブランド営業二部ブランド営業Gブロック・正井健太郎氏に話を聞いた。

 ─ブランド営業を担当するようになった経緯は。
 新卒では保険会社に入社し、新規開拓の営業などをしていた。18年にZOZOに中途入社し、ECマネジメント本部で、運用を担当した。前職の営業経験を生かして、もっとブランドに向き合いたいという思いで、19年に社内公募で異動した。
 ─ブランド営業の業務内容は。
 ブランドの課題解決をサポートする「コンサルタント」のような役割だ。具体的な業務としては、1人当たり30~40ショップを担当して、予算管理、売上分析、在庫提案、販促施策の企画提案を実施する。月次、年次の報告のほか、毎週のように連絡を取り、常に”伴走”しているといえる。
 私自身は「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」など、実店舗も展開するブランドを主に担当している。


■在庫連携で売上向上へ

 ─具体的に取り組んだことは。
 例えば在庫連携の仕組みを整えることで、機会損失を防ぐことができた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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