【健康ドリンクEC】難局迎え新商品開発が活発化/「サイトのメディア化」も増加(2025年4月3日号)

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ティーライフの「ごぼう麦茶」

ティーライフの「ごぼう麦茶」

 健康コーヒーや健康茶といった健康ドリンクのECは、長年にわたって人気を集めてきたが、ここにきて難しい局面に立っているようだ。ウェブ広告の費用対効果は年々悪化しており、「悩みに訴求できるドリンクを作って、広告を回せばもうかる」という市場ではなくなっているという。事業から撤退する企業も出てきているようだ。健康ドリンクを販売する企業は、「尖った」新商品の開発により、これまでとは異なる顧客層の獲得を図ろうとする動きが活発化している。「サイトのメディア化」を進め、自社サイトへの集客を図る企業も増えているようだ。

 日常的に摂取する、コーヒーやお茶などに健康要素をプラスした健康ドリンクは、「飲料を置きかえるだけ」という手軽さもあり、長年ECでも人気の商品ジャンルとなっている。そんな健康ドリンクのEC市場だが、コロナ禍での新規参入企業の増加や、定期購入の規制強化などもあり、難しい市場となりつつあるようだ。
 健康ドリンクのEC市場では、従来と異なる顧客層を獲得するため、人気コンテンツとのコラボを含め、新商品を開発・発売する動きが目立っている。
 24年8月―25年1月期の、通販・ECを中心としたウェルネス事業の売上高が、前年同期比11・5%減の55億7000万円となっていたティーライフは25年2月、こども用の健康茶を発売した。
 同社は中期経営計画で、「新たな顧客層の開拓」を、方針の一つとして掲げていた。健康食品市場の成長が鈍化していることを受け、お茶や自然食品といったジャンルの商品を拡大していくという。その一つとして、「子ども用の健康茶」を展開していくようだ。
 スポーツジム「メガロス」の運営などを行う野村不動産ライフ&スポーツ(本社東京都)は24年、人気商品であるプロテインコーヒーのシリーズから、「キン肉マン」とのコラボ商品を発売した。
 同社が販売するプロテインコーヒーは、インスタントコーヒーにプロテインを配合している。
 プロテインコーヒーを発売した当初は、男性顧客をターゲットにした商品だったという。ただ、

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月3日号で)

野村不動産ライフ&スポーツの「キン肉マン」とのコラボ商品

野村不動産ライフ&スポーツの「キン肉マン」とのコラボ商品

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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