【シュガーレディ本社 佐藤健 社長】シュガーレディ」育成に本腰〉/全国でテレビCM展開し認知向上図る

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佐藤健社長

シュガーレディ本社(本社東京都、佐藤健社長)は4月から、全国でテレビCMを放送し、新規顧客や販売員「シュガーレディ」の獲得に本腰を入れる。15年9月中間期は前年同期比2・6%減で推移。7期連続で減収が続いており、テレビCMをきっかけに企業認知を高め、17年3月期での増収を狙う。佐藤健社長に今期の業績の状況と16年度の経営方針について聞いた。

 ─16年3月期の状況について、現状を聞きたい。

 15年4―9月期(中間期)の売上高は前年同期比2・6%減だった。セグメント別では、定期購入が主体の「ミート」が4%減、主力の「冷凍食品」が7%減と苦戦した。一方で、「常温・冷蔵」は10・3%増、「化粧品」は同14%増、「通販事業」が同16・8%増と堅調だった。
 新規客が増えていないことに加え、飼料の高騰で値上げを余儀なくされたため、今期は危機感を持って臨んだ。その中でよく持ちこたえてくれたという印象だ。当社の安全基準を保つためには、一定の受注を確保しなければ製品化できない。マネージャーにはこうした状況を伝え、販売に生かしてもらった。
 主力の冷凍食品の減収要因は、低価格商品の「シュガーレディセレクト」の販売状況が良くない。販売参加率は7割を維持しているのだが、販売員が悪い意味で慣れているような印象だ。
 常温・冷蔵が好調なのは、健康志向の高まりを受けて米油の売れ行きが好調なことに加え、パンや豆腐の定期購入を始めたことが貢献した。化粧品は、白髪染めが良かった。
 この数年間で、お客さまに戻っていただいた販売員が約5000人いる。5000人が退職したにもかかわらず、減収幅が2~3%で留まっているのはまだ悪くないのかもしれない。

 ─新規開拓のための無料試食会「シュガーパーティ」の開催状況については。

 開催回数は前年同期に比べ1・9%伸びている。しかし、3人用のパーティーセット導入でもわかるように世帯あたりの人数が減っているので、回数の増加が総動員数の増加につながっているかは分析が困難だ。

 ─売れる販売員を育成するプログラム「チャレンジ1000」を実施した。その成果は。

 まずは、週に2万5000円を販売する販売員を1000人育成することを目標に掲げて取り組んできた。思うような成果はあがっていないが、新人の販売員は着実に育ってきているという印象だ。
 来年度からは、新人からしっかり商品を提案するという意識を持ってもらう。登録時に販売員としてのルールを決めて、条件を満たさなかった場合は、お客さまに戻ってもらう仕組みを考えている。今後、大型キャンペーンを行う予定なので、販売員は増えていくだろう。しっかり育成して当社の商品やサービスを説明できる人材にしていきたい。

続きは「日本流通産業新聞」1月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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