栄養補助食品でネットワークビジネス(NB)を展開するZennoa(ゼンノア、本社米国ユタ州、ジョン・ワズワース創業者兼CEO)は、今年8月に日米同時にプレローンチした新興企業だ。同社の創業メンバーである、ジョセフ・ワズワース社長、デビット・カステラーCMO(最高マーケティング責任者)、ブランドン・ロイドCFO(最高財務責任者)の3人に、現状や今後の展望などについて話を聞いた。
ーーー来日の目的は。
ワズワース ゼンノアジャパンのイベントに出席するためだ。ビジネスが盛り上がっている九州・宮崎のアフィリエイター(会員)と会う目的もある。
ーーーワズワース社長がゼンノアに参加した理由について聞きたい。
ワズワース 立ち上げに参加した理由は、第一に叔父であるジョン・ワズワース創業者兼CEOに対する尊敬がある。私はずっと、彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしていた。「ノニの父」「スーパーフードの父」といわれており、世界中の人たちにノニを広めた張本人だからだ。小さい時から、彼を見て憧れていた。
ゼンノアは米国で生まれ、日本をとても重要視している企業だ。私自身、日本に住んでいた期間があることから、小さいころから、日本に対する愛情や愛着は大きかった。ゼンノアジャパンのメンバーについても、土門大幸社長をはじめ、昔からなじみの人たちが多い。彼らとともに仕事ができることが楽しみであり、私の原動力になっている。
■米国では優秀なリーダーを獲得
ーーー米国の状況はどうか。
ワズワース ゼンノアは、日米同時にスタートしたため、16年8月に登録を開始したばかりだ。申し訳ないのだが、現在の会員数や売り上げは非公開としている。お伝えすることができることとしては、事業を開始した最初の5カ月間は、非常に大きな成功だったということだ。米国においても、日本においても優秀なリーダーたちが参加してくれている。米国においては、一番大きなグループがフロリダにある。これから、ジョン・ワズワースCEOと役員が、フロリダに訪問し、フィールドとのコミュニケーションをとっていく予定だ
ーーージョセフ・ワズワース社長の役割は。
ワズワース 「ゼンノア」のビジョンを、社内外の多くの人に伝えることが使命だと考えている。
(続きは、「日本流通産業新聞」12月15日・22日合併号)
【新興外資系NB企業】ゼンノア/ジョセフ・ワズワース社長×デビット・カステラーCMO×ブランドン・ロイドCFO/さらなる海外進出を視野に成長加速
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。