一時期ほどの大ブームの状態ではないが、酵素健康食品市場は引き続き根強いニーズによって支えられている。「『飲むだけでやせる』『植物発酵エキスに含まれる酵素が体内でそのまま働く』といった勘違いに基づく購入が減った」「植物発酵エキスに対する正しい理解に基づくニーズはむしろ増えた」などとする声もメーカーからは多く聞かれる。市場の”本格的なさらなる成長”に向けた下準備が整ったとみることもできる。酵素メーカー各社は、さらなる成長に向けて、新たな施策を推進している。コンセプトを明確化した新原料の開発に取り組む企業もあれば、ブランディング強化に乗り出す企業もある。エビデンスの充実に向けた取り組みを加速させる企業もある。酵素メーカーの最新の取り組みを紹介する。
(続きは、「日本流通産業新聞」6月2日・9日合併号で)
■掲載記事
・〈インタビュー「SDGs貢献プロジェクトを始動」〉暁酵素産業 林田博昭社長/自然体でSDGsへの取り組み展開
・機能性食品開発研究所/海外向けの供給も伸長/植物発酵エキスの商品力に強み
・日本生物.科学研究所/多様な形状の製品OEM供給も/74年から植物発酵エキス「ビオチーム」を販売
・越後薬草/「家族全員を笑顔にする」/「発酵」を軸に幅広い製品開発
・〈トピックス〉「越後薬草」を商品名に
・〈インタビュー 「植物発酵エキス「澤田酵素」を提案」〉澤田酒造 澤田尚与司取締役営業部長/「国産化」などテーマに商品リニューアルへ
【酵素】 酵素メーカーの最新の取り組みを紹介/さらなる成長に向け新たな施策推進(2022年6月2日・9日合併号)
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