ラクーンコマース/食品・飲料の取扱い開始/海外サイト20年は流通2倍

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BtoB越境ECサイト「SD export」

BtoB越境ECサイト「SD export」

 アパレル雑貨の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を運営するラクーンコマース(本社東京都、和久井岳社長、(電)03―5652―1692)は、BtoB越境ECサイト「SD export(エスディーエクスポート)」で、新たに食品・飲料の取り扱いを開始する。国内の食品・飲料メーカーの新規販路拡大と、海外バイヤーによる仕入れのニーズに応える。20年の流通額は前年同期比で200%超を記録するなど好調だ。
 輸出作業や手続き、代金回収はすべて「エスディーエクスポート」が代行する。出展企業は国内販売と変わらない作業で、海外の雑貨ショップやカフェなどの中小事業者との取引が可能となる。
 第1弾は香港を対象に、日本のスナック、菓子、飲料、カップ麺、調味料、日本酒、洋酒、果実酒、ビールなど約4000商品から卸販売を開始。出展企業や出品商品は順次増やす考えだ。同社は「取扱商品の幅を広げ、日本の中小メーカーの海外販路開拓を支援していきたい」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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