ベルシステム24ホールディングス/4000席を在宅化/中長期経営計画を発表

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 ベルシステム24ホールディングス(HD)は、10月7日、22年までの中長期経営計画を発表した。3年以内に4000席の業務在宅化を目指すなど、コロナ禍による社会情勢の変化を反映させた事業目標を計画に盛り込んだ。
 コロナ禍で顧客対応の非対面化が進む中、今後の市場変化を視野に入れた3カ年計画を明示した。「蓄積された顧客データを活用し、クライアント企業と新しいビジネスを創出できるようなコンタクトセンターを作っていく」(野田俊介社長)と狙いを示す。
 その実現に向け、(1)人材力の強化(2)音声データ活用によるDX推進(3)パートナー企業との連携・成長─の3点を今後3年間の重点施策として掲げた。
 人材面の施策では、在宅ワークの推進を中心として提示。在宅コンタクトセンターの規模を、現状の1000席から4000席まで期間内に引き上げる計画を明らかにした。
 「コロナ禍で企業の意識が変化し、BCPの観点での在宅化が加速している。また、在宅化を通して多様な人材の多様な働き方を実現することで、人事採用の優位性を確立していく」(同)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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