ビール類の製造・販売を手掛けるオリオンビール(本社沖縄県、早瀬京鋳社長)は7月5日、全面的にリニューアルした自社ECサイトの運用を開始した。巣ごもり需要の拡大を受け、ブランドや沖縄ファンに向けたEC展開を強化する。
刷新した「オリオンビール公式通販」は、県内企業とのコラボレーション商品など、県外からの購入が困難だった商品も販売。旧ECサイトの「オリオンショップ」と比べて、商品ラインアップの拡充と、利便性向上を図った。
サイト刷新の背景には、コロナ禍での巣ごもり需要拡大よる受注件数の急増がある。20年4~6月、旧ECサイトでの受注件数は昨年同時期比で300%増加。ユーザー層の拡大に応じたECサイトの強化が狙いにあるとしている。
今後は、外出自粛の中、沖縄に思いをはせるユーザーに向け、オリオンビールにまつわるストーリーや、沖縄の情報などもサイトから発信していく計画だ。
オリオンビール/ECサイトを刷新/巣ごもり需要の拡大受け
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